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どのようにしてアロマテラピーが現代にまで広まってきたか、アロマテラピーで使用する精油とはどのようなものかを簡単にご紹介します。

アロマテラピーと精油について

精油が現代に至るまで

アロマテラピーと精油 アロマテラピーという言葉は20世紀に入ってからフランス人の化学者ルネ・モーリス・ガットフォセにより作られましたが、精油が治療、宗教儀式、美容の為に使われ始めたのは5千年前で、薬草療法では更に古くから使われていたと言われています。
10世紀、ペルシャ人の医師、哲学者、錬金術師であるアヴィセンナは蒸留法による精油製造を成功させ、又800以上の薬用植物の人体への効果をすでにまとめています。
その後、蒸留の知識は西欧にもたらされ、13世紀には、ヴィラノヴァという医師により西洋医術に蒸留法が導入されていきます。
16~17世紀にはハーバリストたちにより、さらに精油は研究され、20世紀には各国で特色を持ったアロマテラピーが自然療法として広まりました。
フランス人の生化学者マルグリット・モーリーは精油を使用したマッサージで外用を強調する事に貢献しました。
これは古来の伝統医療に忠実であり、「心・身・霊」を調和させ、全体を正常化させるホリスティックアロマテラピーとしてイギリスで広まり、現在に至っています。
又、現在フランス、ベルギー、ドイツでは医師の管理下のもとで医学的アロマテラピーが行われています。
日本では1996年に日本アロマ環境協会(AEAJ)が設立され、アロマテラピーの活動が始まりました。

植物にとっての精油

精油はエッセンシャル オイルともいい、植物の生命力であると言えます。
受粉の為の有引力、また外敵からの防衛力としても作用し、植物の免疫系の一種であり、植物ホルモンや体内の輸送系の機能も果たしています。
精油は植物によって含まれる場所が異なり、花、葉、果実、茎、樹皮、種、樹脂、根などさまざまな箇所に含まれ、その量も異なります。
また、すべての植物がふんだんに精油を含んでいるとは限りません。
植物にとって貴重な精油を人間に用いる植物療法として、また代替療法として活用していくのがアロマテラピーです。
精油の人体への効能は、その1種の精油に含有される何百もの科学成分の比率によって異なり,それと共に香りも異なるのです。

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この希少価値の精油を、お客様の体調や気分に合わせて3~4種類ブレンドしたオリジナルオイルを調合し、贅沢なトリートメントするのがAmélieのアロマトリートメントです。きっとご満足頂けることと思います。 また、アロマテラピーの使用法や精油の特性、ご家庭での活用法を詳しく知りたい方は是非Amélieのアロマテラピー1dayプライベート講習にお申し込み下さい。アロマテラピーの基礎を理解し、アロマライフの楽しさを知って頂けると思います。

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代表的な精油

■クラリセージ Clary sage

植物名は「明るい、清浄な」を意味するクラリス(ラテン語)が語源。
セージの中でも繊毛に覆われた葉から突き出す花。高さ60~90cmの印象的な植物。
ドイツのマスカットワインや、イギリスのビール、イタリアのベルモット酒の香り漬けにも使われる。

クラリセージ 学名 Salvia sclarea
科名 シソ科
ノート トップ~ミドル
原産地 地中海沿岸
精油の色 無色~薄黄色
抽出部位 葉と花の先端部
抽出方法 水蒸気蒸留法
主要含有化学成分 酢酸リナリル 約70%
リナロール 約10%
スクラレオール 約1.5%
主な作用 神経バランス調整作用、抗菌作用、免疫向上作用、女性ホルモン様作用

精油の特徴
●心理効果としては抗うつ作用に優れ、神経質で心配性、意気消沈し難局を乗り切る自信がない人、家庭の苦労、幼児期の否定や悲観の経験のある人に適しています。
●女性生殖器に対し強壮作用があり子宮に、月経トラブルに、更年期に対して強力な精油です。
●筋肉の緊張をほぐす作用があり、血圧降下作用にも優れ、特にストレスに関連した症状に使います。
●βエンドルフィンの分泌を促し、高揚感を与える精油です。

* 但し使いすぎは症状を悪化させるので注意が必要

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■グレープフルーツ Grapefruit 

名前の由来は、果実の付き方がグレープの房のように見えることから付いたとされる。
カリブ原産でザボンと呼ばれるシトラス系果物が、進化したものといわれる。
栽培種では樹高が10mを超えることもある。 種類が多く、ビタミンCが豊富な果物。

グレープフルーツ 学名 Citrus paradisi, Citrus grandis
科名 ミカン科
ノート トップ
原産地 アメリカ、イスラエル、ブラジル
精油の色 薄黄色~薄オレンジ色
抽出部位 果皮
抽出方法 圧搾法
主要含有化学成分 d-リモネン
ミルセン
ヌートカトン
主な作用 血流増加作用、消化器系強壮作用、抗菌作用、鬱滞除去作用、腸蠕動活性作用、脂肪分解活性作用(胆汁分泌促進作用)

精油の特徴
●減量効果があることが有名で、脂肪の分解と利尿効果によるものです。又解毒効果にも優れ、リンパ系の浄化、セルライトを減らす為にも用います。
●肝臓に作用し、冷却解毒効果がありますので二日酔い、夜遊びの素晴らしい回復薬となります。
●心理効果としては自意識過剰で自分の容姿に不満を持つ人に適します。

* フロマクリン含有の為に弱い光毒性があり、紫外線に当たる前の肌への使用を控える

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■カモミール ジャーマン Chamomile German

学名のマトリカリアは、母を意味するマーテル、子宮を意味するマトリックス(ラテン語)に由来する。
強い芳香を放つ約60㎝の一年草で、茎は直立で枝分かれが多い。デイジーのような白い花。
蒸留の際にアズレンという成分が豊富に生産される為、インクのような濃青色をしている。
ハーブティーではフラボノイドの存在で精油と同じような効果がある。

カモミール 学名 Matricaria recutita
別名 カモミール ブルー
科名 キク科
ノート ミドル
原産地 アルゼンチン、エジプト、ハンガリー
精油の色 深いインクブルー
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法
主要含有化学成分 ビサボールオキサイドA 57.68%
カマズレン 23.35%
cis-t-ディサイクロエーテル 11.5%
主な作用 抗炎症作用、抗アレルギー作用、上皮形成作用、抗ヒスタミン作用、細胞成長促進作用

精油の特徴
●肌の炎症に対し、抗炎症、抗菌作用を発揮します。
●肌の細胞成長促進効果があり、肌の炎症回復が期待できます。
●神経質になり、すぐカッとなる様な場合に用います。
●神経性の胃腸障害にも有効です。

* 同じキク科のブタクサアレルギーのある方は注意が必要

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■ジャスミン Jasmine

クレオパトラがジャスミンの香油を愛好したのは有名で、魅惑的な香りで人を陶酔させる効果があるといわれる。花は夜明け前に咲き、芳香を放つ。 常緑または落葉性の半つる性低木で世界に200種はあるといわれる。

ジャスミン 学名 Jasminum officinale, Jasminum grandiflorum
和名 茉莉花(マツリカ)
科名 モクセイ科
ノート ミドル~ベース
原産地 エジプト、モロッコ、フランス、中国
精油の色 濃いオレンジブラウン
抽出部位
抽出方法 溶剤抽出法
主要含有化学成分 酢酸ベンジル
ヘネコサン
主な作用 高揚作用、鎮静作用、神経バランス回復作用、抗菌作用、催淫作用、子宮強壮作用

精油の特徴
●全ての精油の中で一番高揚作用(覚醒作用)があるといわれます。
●心理効果としては、深く傷つき、悲しみに囚われている場合に適した精油です。
●陣痛時に呼吸を深め、陣痛のリズムを整える働きや、マタニティーブルーを和らげる効果もあります。

* 出産時や、出産後に使用するが、妊娠中は使用禁止

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■フランキンセンス Frankincense(Olibanum)

フランス語の「フラン・アンソンス」良質の薫香 という意味からその名前が付く。
インセンス(お香)として宗教儀式に欠かせないのは、呼吸を深くして整える作用があるからで、瞑想に適している。
乳香とも呼ばれ、没薬ミルラと共に東方の三賢人がイエスキリストの誕生の際捧げたといわれる。
精油はボスウェリア属の樹液であるが、産地により成分内容が異なる。
ミルラと共に古代エジプトでミイラの防腐剤として使用されていた。

フランキンセンス 学名 Boswellia carterii,  Boswellia thurifera
和名 乳香
科名 カンラン科
ノート ミドル~ベース
原産地 ソマリア、エチオピア
精油の色 薄黄色~グリーン調
抽出部位 樹脂
抽出方法 水蒸気蒸留法
主要含有化学成分 α-ピネン  26.1%
α-ツエン  10.7%
ビリディフロロール  2.6%
主な作用 免疫向上作用、抗炎症作用、瘢痕形成作用、呼吸器系強壮作用、神経系強壮作用、防腐作用、収斂作用

精油の特徴
●緊張やストレスで呼吸が浅いときに用います。
●老化肌、シワ、傷跡など肌の救世主的精油です。
●心理効果としては、時間に追われ調和のとれたライフスタイルが送れない人に適します。

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■イランイラン Ylang ylang

マレー語の「花の中の花」が語源となり、東アジアでは昔からこの花を民間療法の薬として使用。
アジアの熱帯地域原産とくにインドネシア産の高木で、インドネシアでは結婚式の夜にベッドにこの花を撒く習慣がある。    

イランイラン

学名 Cananga odorata var.g.
科名 バンレイシ科
ノート ベース
原産地 マダガスカル、レユニオン、インドネシア
精油の色 薄黄色
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法
主要含有化学成分 ゲルマクレンD  15%
安息香酸ベンジル  6%
メチルオイゲノール 1%
主な作用 精神強壮作用、神経バランス作用、催淫作用、鎮静作用、内分泌系強壮作用、血圧降下作用

精油の特徴
●神経系を鎮静させる効果があります。
●心理効果としては、魂をつめて働き、ストレスで感情コントロールができない人に効果的です。
●PMSや高血圧の方に効果的な精油です。

* エキゾチックな強い香りなので、多量使用は症状を悪化させる可能性あり。

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参考文献:

精油科学 ディビッド・G・ウィリアムズ著
精油機能と効用 三上 杏平著
総合医学のすすめ 山本 竜隆著
エッセンシャル オイルブック スーザン カーティス著
アロマテラピーハンドブック ピーター&ケイト・ダミアン著
アロマテラピーの事典 篠原 直子著

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